
お盆に帰省したら、親と話しておきたい“墓じまい”のこと
お盆に久しぶりに実家へ帰省して、家族とお墓参りへ──
ご先祖さまに手を合わせたその帰り道、ふとこんなことを感じた人もいるかもしれません。
「このお墓、将来どうなるんだろう?」
遠方に住んでいて頻繁にお墓参りできない。
子どもたちは都会で家庭を持ち、戻ってくる気配もない。
墓守をする人がいなくなる未来が、現実味を帯びて見えてくる。
“墓じまい”は無縁じゃない。現代のリアルな選択肢
「墓じまい」と聞くと、ネガティブに感じる人もいるかもしれません。
けれど、これは“供養をやめる”ということではなく、供養のカタチを変えるという選択肢です。
近年増えている理由
- 少子高齢化でお墓を継ぐ人がいない
- 遠方に住んでいて維持が難しい
- 経済的・精神的な負担が重い
- 継承を巡って親族間でトラブルになる前に整理したい
将来の不安を、今のうちに少しでも軽くするための“前向きな判断”なのです。
墓じまい、実際には何をするの?
墓じまいには、以下のようなステップが必要です。
墓じまいの一般的な流れ:
- 家族・親族と相談して合意形成
- 寺院や霊園の管理者に意向を伝える
- 遺骨の移転先(永代供養墓・納骨堂など)を決定
- 市区町村へ「改葬許可申請」の手続き
- 閉眼供養・お骨の取り出し
- 墓石の撤去・更地化
「お気持ち」と「手続き」の両方が必要で、意外とやることが多いのが実情です。
こんなとき、行政書士が頼れる存在になる
手続きが多く、関係者も多い。
しかも役所への申請や書類取得は、高齢の方にとってはかなりの負担です。
行政書士がサポートできること:
- 市区町村への改葬許可申請の代行
- 必要書類の取得サポート
- 墓じまいに関する合意書・念書の作成
- 離檀交渉のための準備文書の作成支援
- 将来的な死後事務契約や遺言との連携
「誰に相談していいかわからない」
そんなときに、行政書士は“最初の相談窓口”として頼られることが増えています。
お盆は“家族で話す”絶好のタイミング
墓じまいは、誰かひとりで決められることではありません。
家族・親族と、気持ちも含めて話し合っておくことがとても大事です。
そして、お盆というのは、
ご先祖さまを想い、家族が一堂に会する、「話せるタイミング」でもあるのです。
さいごに:心の整理も、手続きの整理も
墓じまいは、「供養をやめること」ではなく
「感謝を込めて次の世代へ引き継ぐこと」。
そう思えるなら、決して後ろ向きな選択ではありません。
もしも今、お墓の将来について少しでも不安や疑問があるなら。
まずは、お気軽にご相談ください。
行政書士わたなべオフィス
代表 行政書士 渡辺登美恵